勝田マラソン2002


目次

  1. プロローグ
  2. スタート
  3. ゴール
  4. おわりに


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1.プロローグ

私はバナナの皮で滑って転んだことがあります。忘れもしない第46回勝田マラソン。雨の中、疲れ切って走っている時に、鉄製のマンホールの上に捨てられたバナナの皮で滑って転んだのです。先行するランナーが沿道の人からバナナを貰い、その皮を捨てたのでした。転倒の際に足を捻り、筋肉痛、関節痛、捻挫の満身創痍での完走でした。筋肉痛が治ってからも、捻挫の痛みは一ヶ月くらい消えませんでした。

そんな、苦しいばかりのマラソンはもうこりごりです。時代遅れです。やはり、新世紀。人生、楽しんで走らなくちゃ、という訳で昨年から趣向を凝らして、着ぐるみで走ることにしました。

昨年、ウシになったオグリさんは、年男ということもあり、今年の干支のウマの着ぐるみにしました。名馬、オグリキャップをイメージしたのかもしれません。頭が垂れないように、プラスチックの補強も入れました。

昨年、トナカイで走った風海クンは、オグリさんに合わせて騎手になることにしました。鞭を買うためにわざわざ東京の専門店(特殊な趣味のための専門店ではなく、本当の競馬専門店)に行ったくらいです。3500円の鞭を始め、ゴーグル、帽子など、左の写真の4人の中で最も衣装にお金がかかっています。

私は、十二支の中で最も速かったという逸話のある、ネズミにしました。赤いリボンをつけ、可愛さを狙ったのですが、サングラスをかけた姿は、「あまりに迫力がある」との評でした。


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栗山さんは、当初、右写真の衣装を着て、可愛いいペンギンになる予定でした。ところが、以下の問題があることが判明。

その1:足が短すぎて、極端なピッチ走法になってしまう
その2:水かきのついた大きな足が重くて邪魔

そこで、方針変更。十二支の中でネズミの次に速かったというウシにしました。ホルスタイン柄のウシで、可愛いいしっぽが評判でした。


2.スタート

スタート直前、ジャージを脱いで、着ぐるみ姿になりました。早速、周囲の注目を浴びつつ、号砲を待ちます。


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第2補給ポイント(22km)付近を通過する美恵子さん。今回の配置は、第1補給ポイント(17km)にヤスコさん、高柳くん、第2補給ポイント(22km)にひろみさん、ともみさん、第3補給ポイント(34km)に浅野さん、のぶえさん、森下くん、渡辺夫妻という布陣でした。


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私のネズミは子供達はすぐに分かってくれて
「あっ、ネズミさんだ!」
と好評だったのですが、おばさん達は
「えっ、何? クマなの? クマさん頑張れ!」
などと言う人もいて、がっかりしました。

ネズミのしっぽがとても邪魔です。普通に走っていると股の間に入ってきて、まるで○ん○んをぶらぶらさせて走っているように見えます。仕方なく、内股で走っています。


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ウシもなかなかの人気です。栗山さんによれば
「3〜5才前後の若いおねーちゃんやおにいちゃんから多くのラブコールをもらった」
とのこと。

でも、時には、くたばったホルスタインとか、ダルメシアンとか言われたそうです。あまりに暑くて、つのや耳をとって走っていたもんね。


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3.ゴール

トップはもちろん超人、前川さん。昨年はウサギになって3時間台に甘んじた彼ですが、今年は記録を狙いにいき、目標の2時間台を達成しました。

ウマと騎手は、35kmポイントで騎手が落馬。ウマは4時間55分、騎手は5時間6分でゴールしました。続いてウシが5時間15分でゴール、私のタイムは、5時間30分でした。

その他、マラソン初参加の男性陣のタイムは
滑川さん:5時間15分
金澤さん:5時間20分
近藤さん:5時間40分
松岡さん:6時間30分
浅野さん:7時間
でした。


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ウマと騎手は、ゴールしてからも、すごい人気です。子供と一緒に、記念撮影。


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今回が初マラソンとなる則子さん。みごと、5時間40分で完走です。


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続いて美恵子さんが5時間45分でゴール。

みごとだったのは、玲子さん。5時間59分、ゲートが閉まる直前にゴールに飛び込みました。


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則子さんを囲んで、ゴールの記念撮影。 .


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今回のサポータ−のひとり、ともみさんと。その他、ヤスコさん、浅野さん、ひろみさん、のぶえさん、渡辺さん、ありがとうございました。
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4.おわりに

ネズミになって走ってみて、沿道の声援以上に嬉しかったのは、走っている人が気軽に声をかけてくれることでした。かなり迫力のあるネズミで、さすがに女性は敬遠していたようですが、おじさんや若者が「いいですねえ」とか、「あの、ウマやサルの仲間ですか?」とか話しかけてくれるのです。また、後半、へばっている人を抜くと、「ああ、ネズミにまで抜かれた!」とつぶやくのを聞くのは快感でした。

初めてホノルルマラソンに出場した時に、その楽しさに驚きました。ハイレグのお姉さんも勿論、魅力的でしたが、多くの人が趣向を凝らした衣装をつけ、本当に楽しそうに走っていました。沿道では、バンドが生演奏をやっていたりと、お祭り騒ぎです。早朝5時のスタートですから、10時間もかけてゆっくりと歩いてゴールする人もいました。みんなが楽しんで参加する、市民マラソン大会とは、そういうものではないでしょうか。また、来年も趣向を考えなくちゃ。

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